そもそも自転車の選び方はどんなことに注意したらよいのでしょう。
通勤通学やお買物といったような普段使いの自転車や アウトドア、サイクリングといった趣味や遊びとして楽しむための自転車など いろいろな種類の自転車があります。基本的な選び方は何でしょうか。
自転車の基本的な選び方
自転車の選び方
自転車って、どう選べばベストでしょうか?
選び方の基本は、自転車に乗る目的や用途に合った種類の自転車を選ぶことです。
ですが、機能やスペック等ほとんど同じ場合などは、自分の好みの色、形、見た目など、気に入ったデザインを重要視することも、大切です。
自転車に乗る目的、用途及び自転車の種類は
- 通勤通学、お買物といったような普段使いの 街乗りとしての自転車(5Km程度の走行距離)が欲しいの場合・・・シティーサイクル(ママチャリ)
- サイクリングや 本格的なスポーツ レースとして乗る自転車(10Km以上の走行距離)が欲しいの場合・・・ロードバイク
- 趣味として楽しむサイクリングや 通勤通学でも シティーサイクルより速く走れて本格的なスポーツ車より気軽に乗りたい自転車が欲しいの場合・・・クロスバイク
- アウトドア レジャー用として 荒れた山道などを走ることができる自転車が欲しい場合・・・マウンテンバイク
- たくさんの買い物、重い荷物を乗せたい場合や、坂道がたくさんある場所で楽に乗る自転車が欲しいの場合・・・電動アシスト自転車
- 折りたたむことができたりして、持ち運びに便利な自転車が欲しい場合・・・ミニベロ
自転車の種類 選ぶポイント
シティーサイクル(ママチャリ)
フレームの形がいろいろあります。自分の体格にあわせ、またぎやすいものを選ぶとよいと思います。
ママチャリの特徴として、ハンドルが手前に曲がっているものが多く、姿勢正しく乗れるのでハンドル操作がしやすい。荷台やかごがついていて、荷物を乗せられる。両立スタンドである。など、安定性や利便性を重視しています。夜暗くなると自動で点灯するオールライト機能もあるかチェックしましょう。
シティーサイクルは、ママチャリをスポーティーにした感じで、ハンドルの形状が変わり、変速機等がついて、スピードが出やすくなっています。自分に欲しい機能があるのか、チェックしてみましょう。
ロードバイク
本格的なスポーツ用バイクとしてのロードバイクは、速く走るためにいろいろなスペックを備えているため、高スペックになるにつれ値段が高くなります。どのくらいの機能が必要か、予算を考慮して選ぶ必要があります。
ロードバイクの特徴・・軽量な車体、前傾姿勢を取りやすいドロップハンドル、高速走行を可能にする細いタイヤです。
選ぶポイントとして、フレームの素材を何にするか(アルミ、カーボン、クロモリの3種類が主)
ロードレース用としての主流は、軽くて強度があるカーボン素材の製品で衝撃吸収の性能が高く、アルミなどより快適な乗り心地を発揮します。値段が高い点やメンテナンスが重要な点がデメリットです。コストパフォーマンス的には、地面の振動や衝撃が直に伝わりますが、硬く、安価であることから初心者にはアルミ素材の製品が選ばれています。また、クロモリも安価で加工しやく、しなやかさがあるので乗り心地も良いようですが、若干重さが気になるようです。
クロスバイク
機能的に、シティサイクル以上でロードバイク以下の自転車と言っていいと思います。装備がいろいろと付属しているものを選ぶといいと思います。また、単品で装備を追加することもできます。
クロスバイクは、早く走れるようにロードバイクのようなフレーム構造になっています。
通勤通学や買い物など普段使いのロードバイクとしては、安定感のある太いタイヤや、泥除け、かごなどがついています。
マウンテンバイク
タイヤが太く荒れた山道や砂利道などを快適に走れます。泥除けや荷台、ライトはついていないので、必要な場合 後付けになります。
競技用か街乗り用かで選んでみましょう。
街乗り用の場合、サスペンションは、フロントサスペンション、タイヤサイズは、27.5インチ、ハンドル幅は、600㎜以下がおすすめです。フレーム素材もカーボン、アルミ、クロモリ、チタンとありますが、予算や特性・好みを考えて選びましょう。よくわからない場合は、アルミやクロモリを選ぶと良いと思います。
電動アシスト自転車
長い上り坂や、重たい荷物を乗せたとき、子供の送迎などで、電動で走りを補助してくれるため、軽い力で軽快に走ることができます。
お母さんや年配の方に優しい自転車です。
難点は、シティーサイクルに比べ2倍以上の重さの違いがあるので、倒したりしたときや、充電が切れたりしたとき取り回しが大変になることです。重さや充電時間等も調べておきたい点です。
また、国内の3メーカーが主流ですので、ブリジストン、ヤマハ、パナソニックから選べば間違いないでしょう。
ミニベロ
タイヤの大きさが20インチ以下の小径車です。
折りたたむことができたりします。折りたたみ機能が付いてなくても小さいため、ミニバンなどのちょっと大きめの車に積むことができます。
タイヤが小さいので、長距離を乗るのには向いていません。2~3㎞位の近場での買い物等に向いています。
身長に適応するサイズ
スポーツバイク以外の場合、自分の体に合ったサイズの自転車は、身長によって大体決まります。下の表は、おおよその目安です。
車輪のサイズ | 子供の身長の目安 | 大人の身長の目安 |
14インチ | 95cm~105cm | |
16インチ | 100cm~120cm | |
18インチ | 105cm~125cm | |
20インチ | 110cm~135cm | 140cm以上 |
22インチ | 115cm~145cm | |
24インチ | 120cm~150cm | |
26インチ | 140cm~170cm | 140cm以上 |
27インチ | 150cm~180cm | 150cm以上 |
28インチ | 156cm以上 |
スポーツバイク ロードバイクやクロスバイクの場合は、車輪のサイズではなくフレームのサイズで決まります。
フレームのサイズ | 身長の目安 |
340mm | 135cm~155cm |
360mm | 140cm~160cm |
380mm | 145cm~165cm |
400mm | 150cm~170cm |
420mm | 155cm~175cm |
440mm | 160cm~180cm |
460mm | 165cm~185cm |
480mm | 170cm~190cm |
500mm | 175cm~195cm |
おおよその目安ですが、メーカーや車種によって異なりますので、実際に乗ってみて確認した方が良いと思います。
自転車選び まとめ
ポイントを押さえながら、乗る目的や用途に合った種類の自転車を選び、自分の体に合った大きさの自転車を選んでください。
近くに自転車専門店や、ホームセンターなどの自転車コーナーがある場合は、そちらで実際に自転車を見て、大きさ等を確認したうえで決めることをお勧めします。
また、お店等がない場合には、大手自転車メーカーのホームページ等でカタログを見つけて、確認してみることをお勧めします。
※参考までに、ホームページ及びカタログのリンクです。
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