小学校中学年(3、4年生)向け、楽しい、夢中になれる本10選 第2弾

中学年のお子さんにおすすめ、夢中になれる児童書 10選 第2弾

小学校3・4年は、ギャングエイジとよく言われてきています。

今までとは違った態度をとり、両親や先生に対し反抗したりするものです。周りにいる大人よりも友達との関係が非常に重要になり、仲間意識が強くなります。

そのため、身近な友達などの影響を強く受けながら行動するものです。

読書に対しても、友達の影響を受けやすいものです

周りで話題になる出来事(遊び、映画、テレビ、漫画、本、など)に出会い 友達と一緒に行動することにより、その充実感をつかむことができるのです。

このころの子どもたちは、短いお話でも きちんと読み通す経験を積み重ねることにより 自信につながり、だんだん長いお話を楽しむことができるようになります。

 

 

好奇心旺盛のギャングエイジ、中学年のお子さんに本を選ぶ時のポイントとしては、以下のような点に注意するとよいでしょう。

  • 興味や関心を考慮する・・・お子さんが興味をもっているテーマやジャンル(冒険、科学、動物など)を考慮して選ぶと、読書へのモチベーションが高まります。
  • 難易度の適切さ・・・お子さんの読解力に合った難易度の本を選ぶことが重要です。あまりにも難しいと感じると挫折しやすく、逆に簡単すぎると興味を失うことがあります。
  • イラストや図版の有無・・・イラストや図版が豊富な本は、理解を助けるだけでなく、視覚的にも楽しめ、効果的です。
  • ストーリーの魅力・・・読み始めてすぐに引き込まれるような魅力的なストーリーの本を選ぶと、読書が楽しくなります。
  • メッセージ性・・・友情、勇気、協力など、子供たちにとって大切な価値観を学べる本を選ぶと、心の成長にもつながります。
  • シリーズもの・・・シリーズものの本を選ぶと、次の本を待つ楽しみができ、読書習慣を身に着けやすくなります。
  • レビューや推薦・・・書店や図書館のスタッフ、お友達の推薦やレビューを参考にすることで、良い本を見つけやすくなります。

以上のポイントを考慮しながら、お子さんに合った本を選んであげることで、読書の楽しさを広げていくことができます。

 

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子どもたちの想像力を育む本

 ー 短いお話から少し長いお話へ ー

楽しい物語・・・冒険などのジャンルより

なんでもただ会社

ティエリー少年が、両親が出かけている間に、適当な番号に電話をかけるといういたずらをするお話です。

「なんでもただ会社」につながり、その会社に会員登録をすると、最後に ”ん” で終わるもの以外 なんでもタダでもらえるという信じられない出来事が起こります。

欲しいものがどんどん届きますが、そこにはおそろしい罠が待っています。

ティエリー少年は、うまく乗り切れたのでしょうか。

ハラハラして最後まで飽きずに読むことができますね。文字も大きく、ひらがなが多く、読みやすいし、内容も分かりやすいですね。

小学校の国語の教科書にも掲載された物語です。

(本の長さ:96ページ)

キーワード:いたずら  次に『エーミルはいたずらっ子』を読んでみたら!

 

チム・ラビットのぼうけん

 チムは好奇心旺盛で勇敢なうさぎの男の子です。優しい家族や近所の動物たちと過ごす日々の出来事を描いた9つの短編集です。

「チム・ラビットとはさみ」というお話では、草刈り場で誰かが落としたはさみを拾います。お父さんが棚の上にしまっておいたのですが、チムは、なんでも切れるのが楽しくて、自分の毛まで切ってしまいます。

そのほか、雨の日に お百姓さんの子どもが傘をさしているのを見て、チムが、キノコを傘代わりにして歩くお話。はたけのかかしたちを相手に繰り広げる楽しいお話。のんびり、ほんわかとした動物たちとのお話です。

とても個性的で可愛らしいキャラクターたちが登場して、不思議な夢の世界へと誘ってくれるようなお話ですね。

(本の長さ:190ページ)

キーワード:うさぎ  次に『車のいろは空の色白いぼうし』を読んでみたら!

 

お父さんのラッパばなし

 もとちゃんのお父さんは、毎晩ごはんの後にラッパばなし(ほらばなし)をしてくれます。

最初のお話は、お父さんの子どもの時のお話「富士山の鳥よせ」、その後の13のお話は、お父さんが18歳になって世界を旅してまわるお話です。

お父さんが話すいろいろなラッパばなし(ほらばなし、体験談)は、ユーモアいっぱいで笑いを誘う面白い話でとても楽しくなりますね。

お父さんの話は、楽しいだけでなく教訓的なものもあったり、またいろんな内容が盛り込まれていて、子ども達の想像力をも刺激するんではないでしょうか。

(本の長さ:185ページ)

キーワード:おとうさん  次に『タツノオトシゴ ひっそりくらすなぞの魚』を読んでみたら!

 

くろて団は名探偵

 男の子3人と女の子1人、それにリス1匹のくろて団(黒手団)のメンバーが、推理をしながら、犯人を追い詰めていく謎解きのお話です。

探偵には欠かせない 推理力と観察力がためされるユニークな本で、絵を良くみると、ヒントが描きこまれています。読者も一緒に謎を考えながら進めることができるので、楽しめる一冊ですね。

主人公たちのきずなが深まる様子が描かれていて、感情移入しやすく、軽快なテンポで読みやすく、飽きずに楽しめますね。

探偵ものが好きな人には、特にお勧めの本です。

(本の長さ:254ページ)

キーワード:探偵  次に『スチュアートの大ぼうけん』を読んでみたら!

 

読み始めたら引き込まれる本

身近な出来事から楽しい話題

先生しゅくだいわすれました

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 宿題を忘れたゆうすけ、なんとか忘れた理由を言い訳しますが すぐばれてしまいます。

すると、『宿題を忘れた言い訳でついたバレバレのウソじゃなくて、みんなを楽しませるウソならいいんじゃない』と先生。

そこから、クラスみんなの 宿題を忘れてしまったウソのお話が始まります。

ちょうど同じ年代の子供たちの視点から描かれているので、笑いや共感を誘うシーンがいっぱい出てきますね。

宿題や責任感について考えさせる場面など、子ども達にとっても大切なメッセージがあります。楽しみながら、学ぶことができますね。

(本の長さ:95ページ)

キーワード:学校  次に『フングリコングリ 図工室のおなはし会』を読んでみたら!

 

現在とかけ離れた世界のお話

魔女学校の一年生

 ミルドレッドはカックル魔女学校の一年生。でも、ほうきから転がり落ちるは、薬の調合はまちがえるは……学校一の劣等生です。

どじで、おてんばな魔女が、いつのまにやら痛快な大活躍をする魔法や冒険をテーマにしたお話です。

ミルドレッドが仲間たちと様々な授業や冒険を経験して成長していくところが描かれています。魅力的な魔法や不思議な生き物が出てきて、とてもワクワクしますね。

イギリスで20年来読みつがれ、『ハリー・ポッター』の原型ともいわれている、人気シリーズです。

(本の長さ:109ページ)

キーワード:魔女  次に次に『ミス・ヒッコリーと森のなかまたち』を読んでみたら!

 

オズの魔法使い

 ある日、突然起きた竜巻により ドロシーと愛犬トトは、カンザスの大草原から見知らぬ場所に運ばれてしまいます。

北の魔女に出会ったドロシーは、カンザスへの帰り道を教えてもらうため、また、途中で出会った、わらのかかし、ブリキの木こり、ライオンも 彼らの願いを聞いてもらうため、エメラルドの都を目指し、オズ大王に会うための冒険の旅が始まります。

アメリカファンタジーの古典です。

オズの国は、色とりどりで、多様なキャラクターや不思議な出来事がいっぱいで、読者を夢中にさせてくれるお話ですね。

(本の長さ:280ページ)

キーワード:願い  次に『たくさんのお月さま』を読んでみたら!

 

子どもたちの心の成長につながる本

友情、愛、責任感、歴史を感じる

小公子

 お父さんを小さい時に亡くし、やさしい母と二人でアメリカで暮らしていたセドリックは,突然 お父さんの兄が亡くなったことで イギリスの貴族である父方の祖父の跡をつぐことになります。

物語は、セドリックが新しい環境での生活に慣れながら、友情や愛、責任を学んでいく過程を描いています。

身分や貧富の差について考えさせられるところもあり、子ども達に重要なメッセージを伝えています。

セトリックが築く友情や家族愛が描かれていて、心温まるエピソードが多いですね。

古典の名作なので、多くの翻訳本がありますが、完訳で言葉もきれいな岩波少年文庫版がおすすめです。

(本の長さ:368ページ)

キーワード:友だち  次に『ぼくたち、ロンリーハート・クラブ』を読んでみたら!

 

お江戸の百太郎

 江戸の下町を舞台に,捕りものの腕はさっぱりの岡っ引き千次親分と,反対に知恵のまわるしっかり者のむすこの百太郎が 親子二人で事件を解決していくお話です。

百太郎をはじめとする個性的なキャラクターたちが登場して、それぞれの特徴がストーリーにいろどりを加えています。

町人同士の何気ないやり取りなども、人情味あふれています。江戸時代の時代背景や風俗もよくわかります。歴史を感じながら楽しむことができますね。

(本の長さ:192ページ)

キーワード:さえてる男の子  次に『狛犬の佐助 迷子の巻』を読んでみたら!

 

森は生きている

 わがまま女王が、真冬に 4月の花マツユキソウをほしいといいだし,国じゅう大さわぎになります。

継母の言いつけで吹雪の森に分け入った まま娘は,12の月の精たちに出会います。哀れに思った12の月の精たちは、春を呼び寄せ、マツユキソウを摘ませてやります。

わがままな女王は、それだけでは飽き足らず、もっといろいろ要求するのです。

台本のような構成で、演劇を見ているような楽しさが  有名な児童劇です。

(本の長さ:234ページ)

キーワード:森  次に『大森林の少年』を読んでみたら!

 

終わりに

中学年のお子さんにおすすめの児童書として、10冊紹介してきました。

短いお話から少し長いお話へというコンセプトから選んでみました。

好奇心旺盛な中学年のお子さんに、冒険ものや、動物などが登場するもの自然描写が詳細に描かれているもの、など、興味をもって読むことができるのではないでしょうか。

 

お話の内容に、いくつかの起伏がある、少し長めの物語を読むことができるようになると、達成感を経験し、自信につながっていきます。

 

 

 

 ※ 小学校中学年(3、4年生)におすすめの本、児童書10選 第3弾 もご覧ください。