読書がちょっと苦手なあなたへ!
本を読むことは、新しいことを学んだり、違う考え方を知ったりするのにとてもいい方法です。
もしかしたら、以前に難しい内容や興味のない本に挑戦して、ちょっと読書が苦手になったのかもしれませんね。
でも安心してください、これからでも苦手をなおすことはできます。
まずは、自分が興味を持てるジャンルやテーマの本を選ぶことから始めましょう。
冒険の世界に飛び込むことで、いろんなことを考えられるようになって、普段の生活にも役立つアイデアが見つかるようになります。
楽しくてワクワクする物語がたくさん詰まった本を紹介していきます。
ページをめくるたびに新しい発見が待っているので、きっと本を読むことが好きになるはずです。
本を読むと、気持ちが楽になって、集中できるようになります。これからは、読書を通じて自分の世界を広げ、心の旅を楽しむことができるでしょう。
さあ、一緒に本の冒険にでかけましよう!
【読書の利点】本を読むとどんないいことがある?
知識が増える
本を読むと、いろんなことを知ることができます。たとえば、歴史や科学、冒険の話など、いろんな世界に行けます。知識が増えると、友達と話すときや学校の勉強にも役立つし、もっと楽しくなります!
想像力が広がる
本を読むと、いろんな世界やキャラクターを思い描くことができます。たとえば、冒険の話を読んだら、自分もその冒険に参加している気分になったり、魔法の世界を想像したりできます。そうやって、いろんなことを考える力がついて、もっと楽しいアイデアが浮かぶようになります!
言葉が上手になる
本を読むと、いろんな言葉をたくさん知ることができます。たとえば、物語の中で新しい言葉を見つけたり、どういうふうに使うかを学んだりします。そうすると、自分でも上手にお話しできるようになったり、作文がもっと楽しくなったりします!
読解力がつく
本を読むと、文章をよく理解できるようになります。たくさんの物語や情報を読むことで、言葉の意味や考え方がわかるようになって、学校の勉強ももっと楽しくなります!
集中力がつく
本を読むと、長い時間じっとして考えたり、物語に夢中になったりすることができるようになります。たとえば、ページをめくるたびに何が起こるかを楽しみにしながら読んでいると、自然と集中する力が強くなります。これができると、学校の勉強や他のことにも集中しやすくなります!
楽しい時間を過ごせる
本を読むと、いろんな冒険や不思議な世界に行けます!たとえば、魔法の国や宇宙の旅をしたり、面白いキャラクターと友達になったりすることができます。だから、本を読む時間はとても楽しくて、ワクワクすることがいっぱいあります!
こんないいことがあるのに、なんで今まで本をあんまり読んでこなかったんでしょうか。
何で読書が苦手になったかな?
子どもたちに聞くと、幼稚園の頃までは、本を読んでもらうことが楽しくて、好きだったよと言います。
寝る前に、お母さんに絵本を読んでもらったり、幼稚園で先生にいっぱい本を読んでもらったことを思い出して、好きだったけどね。・・・と言います。
読み聞かせの時間が足りなかったかな。!?
ひとりで読むようになってから、ちょっと、文字が多すぎると感じたり、物語の内容が難しくて、理解しずらかったのかな。
お友達との遊びや、スポーツ、他の楽しい活動が増えて、本を読む時間が減ってしまったのかな。
興味のある、読みたい本が見つからなくって、読書がつまらなくなったのかな。
現在の子供たちの周りには、インターネット、アニメ、動画、ゲーム等など、興味をひくものであふれていて、読書離れが進んでいます。でも、本を読む利点(どんないいことがあるか)を再確認してほしいですね。
読書の苦手な子には、どんな本を選んだらいい?
読書が苦手な子には、以下のような本を選ぶと良いでしょう。
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イラストが豊富な本・・・イラストが多いと視覚的に楽しめるため、興味を引きやすいです。例えば、『かいけつゾロリ』シリーズは楽しいイラストが満載で人気です。
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短編のストーリー・・・ 短い物語やエピソードが集まった本は、集中力が持続しやすく、達成感も得られます。『おしりたんてい』シリーズは短い話が多く、読みやすいです。
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興味のあるテーマ・・・子どもが好きなテーマや趣味に関連する本を選ぶと、自然と読む意欲が湧きます。恐竜が好きなら、『恐竜大図鑑』などがぴったりです。
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ユーモアのある本・・・ 笑いを誘う内容の本は、読書を楽しい体験にしてくれます。『ドリトル先生』シリーズはユーモアたっぷりで楽しめます。
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シリーズもの・・・ 続きが気になるシリーズものは、次の本を読むきっかけになります。『ハリー・ポッター』シリーズは続きが気になって読み進める子も多いです。
これらのポイントを考慮して、その子の興味やレベルに合った本を選んでみてください。目安として、1冊あたり30〜50ページ程度、または30分以内で読める本がおすすめです。
みんなが選んだ楽しい本ランキング
今まで読んだ本の中で一番好きな本は何ですか?という質問に答えた『子どもの本総選挙』の結果より、小学生が選んだおもしろい本のシリーズの本を紹介します。
次に何の本を読もうかと迷っているあなた、シリーズの本を読んでみてはいかがですか。1冊読んで、おもしろかったら、そのシリーズの次を選んでみたら。そして、シリーズ全てを読破してみたらどうでしょう。
1冊読んでみて、どんな感じの本かわかったと思うので、次への期待も大きいのではないでしょうか。
シリーズ全部読めたら、すごーい自信になるね。
なんでもランキング ”シリーズの本”
1位 科学漫画サバイバルシリーズ 朝日新聞出版

出典:朝日新聞出版

出典:朝日新聞出版
2位 ドラえもんシリーズ 小学館

出典:小学館

出典:小学館
3位 ふしぎ駄菓子屋銭天堂シリーズ 偕成社
小学校低学年に人気の本シリーズ
1. パンどろぼうシリーズ
読み聞かせが楽しいユーモア絵本です。読み聞かせは、3,4歳~ 自分で読むなら、低学年。

出典:KADOKAWA
パンどろぼう

出典:KADOKAWA
パンどろぼうvsにせパンどろぼう

出典:KADOKAWA
パンどろぼうおにぎりぼうやのたびだち
2. 最強王図鑑シリーズ
「動物界や恐竜界など、各種属の猛者たちをトーナメント方式で戦わせ、最強を決めてしまおう」というコンセプトで作られた、シミュレーションバトル図鑑!

出典:学研出版サイト
ドラゴン最強王図鑑

出典:学研出版サイト
水中最強王図鑑

出典:学研出版サイト
妖怪最強王図鑑
3. ほねほねザウルスシリーズ
対象年齢:小学校低学年、小学校中学年。 大人気の玩具おかし「ほねほねザウルス」が読み物になりました。なぞ解きの旅、敵とのたたかいなど、わくわくするストーリーです。

出典:岩崎書店
ティラノベビーのぼうけん 1

出典:岩崎書店
かみ山のソード&ドラゴン 27

出典:岩崎書店
アシュラとりでのほねほね 12
対象年齢:3歳から 自分で読むなら、低学年。絵が鮮やかで細かくて、とっても素敵です。ワクワクしてきますね。

出典:偕成社
100かいだてのいえ

出典:偕成社
うみの100かいだてのいえ

出典:偕成社
そらの100かいだてのいえ
5. おばけずかんシリーズ
楽しいおばけがたくさん登場する、こわいけどおもしろい、図鑑という名前の童話です。対象年齢:低学年。

出典:講談社
がっこうのおばけずかん

出典:講談社
あかずのきょうしつ

出典:講談社
おきざりランドセル
6. バムとケロシリーズ
対象年齢:4、5歳から 自分で読むなら、低学年。かわいい絵本です。

出典:絵本作家 島田ゆか の公式サイトより
バムとケロのおかいもの

出典:絵本作家 島田ゆか の公式サイトより
バムとケロのにちようび

出典:絵本作家 島田ゆか の公式サイトより
バムとケロのもりのこや
7. ノラネコぐんだんシリーズ
対象年齢:2、3歳から、年長さん。年中・年長さんの時に気に入っていた絵本のようです。

出典:白泉社
ノラネコぐんだんパンこうじょう

出典:白泉社
ノラネコぐんだんアイスのくに

出典:白泉社
ノラネコぐんだんおすしやさん
8. ぐりとぐらシリーズ
対象年齢:3歳から、定番の人気絵本です。

出典:福音館書店
ぐりとぐら

出典:福音館書店
ぐりとぐらのえんそく

出典:福音館書店
ぐりとぐらのおきゃくさま
9. へんしんシリーズ
対象年齢:3歳から、自分で読むなら低学年。楽しい言葉遊びの絵本ですね。

出典:金の星社
へんしんトンネル

出典:金の星社
へんしんトイレ

出典:金の星社
へんしんマラソン
小学校中学年に人気の本シリーズ
いっしょうけんめいなのに、どこかざんねんないきものたちを取り上げた事典です。知らなかったこと、意外な一面を知ることができ、ものしりになった気分です。

出典:高橋書店
ざんねんないきもの事典

出典:高橋書店
続 ざんねんないきもの事典

出典:高橋書店
続々 ざんねんないきもの事典
幸運な人だけがたどり着けるふしぎな駄菓子屋さんのお話です。アニメ、映画でもおなじみです。

出典:偕成社
銭天堂

出典:偕成社
銭天堂 2

出典:偕成社
銭天堂へようこそ
3. 最強王図鑑シリーズ
小学校中学年、高学年の男子に大人気です。最強なのは、だれなのか!対戦のルールや、対戦者の能力などを読み取りながら誰が勝つのか推理するのも楽しいですね。

出典:学研出版サイト
幻獣最強王図鑑

出典:学研出版サイト
恐竜最強王図鑑

出典:学研出版サイト
異種最強王図鑑
4. バムとケロシリーズ
可愛い絵やお話が 低学年の子から中学年の子まで心を揺さぶるようで人気です。

出典:絵本作家 島田ゆかの公式サイト
バムとケロのもりのこや

出典:絵本作家 島田ゆかの公式サイト
バムとケロのそらのたび

出典:絵本作家 島田ゆかの公式サイト
バムとケロのさむいあさ
冒険を楽しみながら、科学や理科の知識が身につく漫画の本です。まんがだから、読んでわかりやすいですよね。

出典:朝日新聞出版
水族館のサバイバル

出典:朝日新聞出版
テーマパークのサバイバル

出典:朝日新聞出版
深海のサバイバル
みんなが疑問に思っていることや、知りたいと思っていることをまんがでわかりやすく説明している本です。対象年齢:小学校中学年、高学年。

出典:Gakkenキッズネットより
ほたてのひみつ

出典:Gakkenキッズネットより
カードゲームのひみつ

出典:Gakkenキッズネットより
女子野球のひみつ
小学校高学年に人気の本シリーズ
小学校中学年、高学年に大人気です。いきもののおもしろい情報が、満載です。つい、この動物○○なんだよ。知ってる?と言いたくなりますね。

出典:高橋書店
さらにざんねんないきもの事典

出典:高橋書店
もっとざんねんないきもの事典

出典:高橋書店
やっぱりざんねんないきもの事典
こんな駄菓子屋さんが近くに合ったらいいですね。小学校中学年、高学年の女子に人気です。

出典:偕成社
銭天堂 3

出典:偕成社
銭天堂 18

出典:偕成社
銭天堂 19
3. 四つ子ぐらしシリーズ
みんな同じで、みんな違う。四つ子の姉妹のお話です。女子に大人気です。

出典:角川つばさ文庫
四つ子ぐらし 1

出典:角川つばさ文庫
四つ子ぐらし 14

出典:角川つばさ文庫
四つ子ぐらし 4
グレッグの失敗やドタバタ劇がコミカルに日記形式で描かれています。イラストが多く読みやすく、小学校高学年から中学生に人気があります。

出典:ポプラ社
グレッグ・へフリーの記録

出典:ポプラ社
もう、がまんできない!

出典:ポプラ社
ぼくの日記があぶない
5. ハリー・ポッターシリーズ
映画でおなじみのハリー・ポッター、魔法の世界がとても楽しいですね。映像で見えたものが、文字での説明を読んでみると、また違う感覚になると思います。

出典:静山社
ハリー・ポッターと賢者の石

出典:静山社
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

出典:静山社
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ページの表裏の2ページで完結する超短編集です。短いからすぐ読めちゃいます。

出典:学研出版サイト
5秒後に意外な結末 パンドラの赤い箱

出典:学研出版サイト
5分後に意外な結末 赤い悪夢

出典:学研出版サイト
5秒後に意外な結末 ミノタウロスの青い迷宮
7. 54字の物語シリーズ
一つのお話が、54字ピッタリで終わる超短編小説です。短いから読みやすいですね。

出典:PHP研究所
54字の物語 怪

出典:PHP研究所
54字の物語

出典:PHP研究所
54字の物語 参
8. 名探偵コナンシリーズ
小学館のジュニア文庫名探偵コナンシリーズです。文章には、すべてフリガナがふってあり、難しい字も読めます。謎解きだけでなく、犯人との対決やハラハラする展開があり、読み進める手が止まらなくなりますね。
学校の教科書では学べない、日常生活や社会で必要な知識やスキルを学ぶことができます。理解しやすい言葉で書かれていて、小学生から大人まで、幅広い年齢層に向けた内容で、家族全員で楽しむことができます。

出典:旺文社
1 整理整頓

出典:旺文社
8 時間の使い方

出典:旺文社
13 勉強が好きになる
読書の苦手な子におすすめ【シリーズの本】まとめ
読書が苦手だからと言って、決して本が嫌いということではありません。
まだまだお母さんに甘えたい時に、『自分で読めるでしょ。』と、忙しいからと言って突き放されたことが苦手の原因だったりします。
周りにあふれているデジタルメディアなどの影響で、自然と目に入ってくる映像には興味を示しつつも、活字には目がいかなかったようです。
でも、こんな時代だからこそ、情報収集が大事になってきていると思います。ネットやメディアから得られる情報だけでなく、本からしか得られないこともいっぱいあります。
子どものころからの読書が推奨されているのは、読書をすることにより、いろんな効果、利点があるからなのです。
読み聞かせを十分にしてあげて、本への興味を持たせ、まずは短なものから【楽しい】を実感させてあげてください。
おもしろい、楽しい、読めた、次はどうなるのかな。
これらの気持ちを体現させてあげましょう。紹介したシリーズの本は、どれもイラストが豊富で、興味をそそる内容のものがいっぱいです。
学年に相応のものではなく、少し易しいものを読むと、苦手な子にとっては、読めたという自信につながります。そして、自分から図書館などの本に手が伸びるのではないでしょうか。