
小学4年生になると、「絵本は卒業かな?」「そろそろ長い物語にも挑戦してほしい」と感じる一方で、「どんな本を選べば夢中になって読んでくれるの?」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
さらに、夏休みが近づくと「読書感想文が書きやすい本はどれ?」「プレゼントするなら喜ばれる本は?」と、本選びに迷う場面が増えてきます。
実は、小学4年生は読書の楽しさを大きく広げられる大切な時期です。
この時期に「面白い!」と思える一冊と出会えると、自分から本を手に取る習慣が身につき、語彙力や読解力、想像力も自然と育っていきます。
そこでこの記事では、第5回「小学生が選ぶ!子どもの本総選挙」で小学4年生に人気だった作品をもとに、本当におすすめしたい本をランキング形式でご紹介します。
さらに、本選びで失敗しないコツや読書感想文に向いている作品の選び方、読書が苦手なお子さんでも楽しめる本まで詳しく解説しました。
「この本なら、うちの子も読んでみたいと言ってくれそう!」
そんな一冊がきっと見つかります。ぜひ最後まで読んで、お子さんにぴったりの本選びにお役立てください。
小学4年生の本選びで失敗しない3つのコツ
小学4年生になると、低学年のころとは違い、本の好みがはっきりしてきます。
「図鑑が大好き」「冒険物語なら夢中になる」「笑える本が好き」など、一人ひとり興味のあるジャンルが違ってくる時期です。
そのため、親が「この本を読んでほしい」と思って選んでも、子どもが興味を持てず、途中で読むのをやめてしまうことも少なくありません。
「小学4年生 本 おすすめ ランキング」を参考にするのも良い方法ですが、それ以上に大切なのは、お子さんに合った一冊を選ぶことです。
ここでは、本選びで失敗しない3つのコツをご紹介します。
興味のあるジャンルから選ぶ
本を好きになる一番の近道は、「好きなこと」が書かれている本を選ぶことです。
例えば、
- 動物が好きなら『ざんねんないきもの事典』シリーズ
- 不思議なお話が好きなら『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
- 笑える本が好きならヨシタケシンスケさんや鈴木のりたけさんの作品
- ドラゴンや恐竜が好きなら『最強王図鑑』シリーズ
など、興味のあるジャンルから選ぶと、「もっと読みたい!」という気持ちが自然に生まれます。
反対に、「名作だから」「勉強になるから」という理由だけで選ぶと、読むこと自体が苦痛になってしまうこともあります。
まずは、お子さんが普段どんな遊びをしているのか、どんなテレビや動画を楽しんでいるのかを思い浮かべてみてください。
その「好き」を入り口にして本を選ぶと、読書がぐっと身近になります。
ポイント
本好きの子どもは、最初から難しい本を読んでいたわけではありません。「好きだから読む」を積み重ねた結果、本が好きになっていくのです。
シリーズ作品を選ぶ
小学4年生には、シリーズ作品がおすすめです。
一冊読んで「面白かった!」と感じると、「次も読みたい!」という気持ちが生まれ、自然と読書習慣につながります。
人気のシリーズには、
- 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
- 『四つ子ぐらし』
- 『時間割男子』
- 『最強王図鑑』
- 『科学漫画サバイバル』シリーズ
などがあります。
シリーズ作品の魅力は、登場人物や世界観に親しみが湧くことです。
続きが気になって、自分から図書館へ行ったり、本屋さんで次の巻を探したりする子も少なくありません。
「うちの子はあまり本を読まない…」という場合は、まずシリーズ1巻をプレゼントしてみるのもおすすめです。
「続きが読みたい!」という気持ちが、読書好きへの第一歩になります。
少しだけ難しい本に挑戦する
小学4年生は、語彙力や読解力が大きく伸びる時期です。
いつも簡単な本ばかりでは少し物足りなくなり、逆に難しすぎる本では途中で読むのをやめてしまいます。
おすすめなのは、「少しだけ難しい」と感じる本です。
新しい言葉や知らない表現に出会うことで、自然と語彙が増え、想像力も豊かになります。
例えば、
- 『モモ』
- 『ルドルフとイッパイアッテナ』
- 『西の魔女が死んだ』
などは、小学4年生でも少しずつ読み進められる作品です。
もし途中で分からない言葉があれば、親子で一緒に調べる時間も、読書の楽しさの一つになります。
無理に最後まで読ませる必要はありません。
「少し難しかったけれど最後まで読めた!」
という成功体験が、子どもの自信につながります。
読書感想文に向いている本の選び方
夏休みが近づくと、多くの親御さんが悩むのが読書感想文です。
「どんな本なら書きやすいの?」
「子どもが最後まで読める本は?」
と迷ってしまいますよね。
実は、読書感想文には「書きやすい本」と「書きにくい本」があります。
内容が難しすぎたり、説明ばかりの本では、自分の気持ちを書くことが難しくなります。
感想文を書くことを考えるなら、「読んで心が動く本」を選ぶことが大切です。
感想文が書きやすい本
読書感想文に向いている本には、いくつか共通点があります。
主人公が成長する話
主人公が失敗したり悩んだりしながら成長していく物語は、「自分もこんな経験があった」「応援したくなった」と感じやすく、感想が書きやすくなります。
友情や家族がテーマ
友達とのけんかや仲直り、家族との絆など、身近なテーマは自分の経験と重ねやすいのが特徴です。
「自分だったらどうしただろう」と考えるきっかけになります。
「自分ならどうする?」と考えられる話
主人公が大切な選択を迫られる場面がある本は、感想文にぴったりです。
自分の考えや感じたことを書きやすく、「読むだけ」で終わらない読書になります。
心が動く場面が多い話
笑ったり、泣いたり、驚いたりした場面がある本は、自然と印象に残ります。
感動した場面や好きな場面を中心に書けば、子どもらしい素直な感想文になります。
小学4年生におすすめの読書感想文向け作品
読書感想文を書きやすい作品として、次のような本がおすすめです。
- 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
不思議なお菓子を通して、人の欲や幸せについて考えさせられる物語です。「もし自分だったら、このお菓子を選ぶ?」と想像しながら読めます。 - 『四つ子ぐらし』
四人の姉妹が協力しながら成長していく姿が描かれています。友情や家族の大切さについて、自分の経験と重ねて考えやすい作品です。 - 『モモ』
「時間とは何か」「本当に大切なものは何か」を問いかける名作です。少し長めですが、読み終えた後に深く考えさせられます。 - 『ルドルフとイッパイアッテナ』
一匹の猫の冒険を通して、勇気や友情、挑戦することの大切さが描かれています。読後に温かい気持ちになれる一冊です。 - 『ぼくらの七日間戦争』
仲間と力を合わせて困難に立ち向かう姿は、協力することや自分で考えて行動することの大切さを教えてくれます。 - 『大どろぼうホッツェンプロッツ』
ユーモアたっぷりの物語で、本が苦手なお子さんでも読みやすい作品です。「面白かった」という素直な気持ちをそのまま感想文に書けます。
読書感想文は、上手な文章を書くことが目的ではありません。
「どんな場面で心が動いたのか」「自分ならどうするか」「読んで何を感じたのか」を、自分の言葉で書くことが何より大切です。
本選びの段階で、お子さんが「読んでみたい」と思える一冊に出会えれば、読書も感想文も、きっと楽しい時間になります。
※【読書が苦手な子必見】続きが気になる楽しいシリーズの本ランキング
小学4年生が夢中になる人気本ランキング【第5回子どもの本総選挙より】
「小学4年生に人気の本を知りたい」「せっかくプレゼントするなら、本当に喜ばれる一冊を選びたい」と考えている親御さんも多いのではないでしょうか。
ここでは、第5回「小学生が選ぶ!子どもの本総選挙」で、小学4年生から支持を集めた作品をご紹介します。
実際に子どもたちが「読んで面白かった!」と感じた本ばかりなので、読書が苦手なお子さんにもおすすめです。
第1位 『りんごかもしれない』
りんごかもしれない 作/ヨシタケシンスケ 2013年 ブロンズ新社


ヨシタケシンスケさんの代表作。
テーブルの上に置かれたりんごを見ながら、「本当にりんごなのかな?」と自由な発想がどんどん広がっていく絵本です。
「正解は一つじゃない」という考え方を自然に育ててくれる作品で、読書感想文にもおすすめです。
第2位~第4位 『大ピンチずかん』シリーズ
- 第2位 大ピンチずかん3大ピンチずかん3 すずきのりたけ作 2025年 小学館
- 第3位 大ピンチずかん2大ピンチずかん2 すずきのりたけ作 2023年 小学館
- 第4位 大ピンチずかん大ピンチずかん すずきのりたけ作 2022年 小学館
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「牛乳をこぼした!」「トイレットペーパーがない!」など、子どもなら誰もが経験する"大ピンチ"をユーモアたっぷりに紹介しています。
思わず「あるある!」と笑ってしまう内容で、本が苦手な子でも夢中になれる人気シリーズです。
第5位 『つかめ!理科ダマン1』
つかめ!理科ダマン① シンテフン 作 2021年 マガジンハウス


理科の知識をマンガで楽しく学べる大人気シリーズ。
「どうして空は青いの?」「なぜ雷が鳴るの?」など、子どもの「なんで?」を楽しく解決してくれます。
勉強というより、「読んでいたら自然と知識が増えていた」と感じられる一冊です。
第6位 『あるかしら書店』


本好きなら一度は行ってみたい、不思議な本屋さんのお話。
「○○についての本ってあるかしら?」という質問に、店主が想像もしない本を紹介してくれます。
想像力がどんどん膨らみ、「本ってこんなに面白いんだ!」と思わせてくれる作品です。
第7位 『四つ子ぐらし1』
四つ子ぐらし 作/ひのひまり 絵/佐倉おりこ 2018年 KADOKAWA


突然、自分に三人の姉妹がいることを知った主人公。
友情や家族、協力することの大切さが描かれ、シリーズを通して成長していく姿に引き込まれます。
読書感想文にも選ばれることが多い人気シリーズです。
第8位 『パンどろぼう』


柴田ケイコさんの大人気絵本。
かわいいだけではなく、テンポの良いストーリーとユーモアあふれる表情に、大人も子どもも思わず笑顔になります。
「本って楽しい!」という気持ちを育ててくれる作品です。
第9位 『なつみはなんにでもなれる』
なつみはなんにでもなれる ヨシタケシンスケ 作 2016年 PHP研究所


「見て見て!」と言いながら、さまざまなものになりきるなつみ。
親子の何気ない日常が描かれ、子どもの豊かな想像力に思わず笑ってしまいます。
読み聞かせにもぴったりです。
第10位 『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』
野球しようぜ!大谷翔平ものがたり とりごえこうじ 作 2024年 世界文化社


世界で活躍する大谷翔平選手の歩みを、子どもにも分かりやすく紹介した一冊です。
夢を持つこと、努力を続けることの大切さが伝わり、スポーツが好きなお子さんへのプレゼントにもおすすめです。
第11位 『このあとどうしちゃおう』
このあとどうしちゃおう 著/ヨシタケシンスケ 2016年 ブロンズ新社


「死」をテーマにしながらも温かく描かれた作品です。
ユーモアと優しさに引き込まれます。命について親子で話し合うきっかけになります。
第12位、同率第18位 『ざんねんないきもの事典』シリーズ
- 第12位 『ざんねんないきもの事典』ざんねんないきもの事典 作/今泉 忠明 2016 年高橋書店
- 第18位 『まだまだざんねんないきもの事典』まだまだざんねんないきもの事典 今泉忠明 監修 2024年 高橋書店
- 第18位 『続ざんねんないきもの事典 』続ざんねんないきもの事典 監修/今泉 忠明 2017年 高橋書店
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「ざんねんないきものシリーズ」は、 生き物たちが一生懸命生きているのに、進化の過程で「どうしてそうなった!?」と突っ込みたくなるような、ちょっと残念で愛らしい一面を紹介する人気図鑑シリーズです。
第13位~第15位 『つかめ!理科ダマン』シリーズ
- 第13位 『つかめ!理科ダマン4』つかめ!理科ダマン④ シンテフン作 2023年 マガジンハウス
- 第13位 『つかめ!理科ダマン5』つかめ!理科ダマン⑤ シンテフン作 2023年 マガジンハウス
- 第15位 『つかめ!理科ダマン6』つかめ!理科ダマン⑥ シンテフン作 2024年 マガジンハウス
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理科の知識をマンガで楽しく学べる大人気シリーズ。
④は、人体のふしぎを探る ⑤は、宇宙のふしぎを探る ⑥は、みんなが実験に夢中 大人もなかなか説明できない科学のふしぎが満載です。
同率第15位 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
ふしぎ駄菓子屋銭天堂 作/廣島玲子著 絵/jyajya 2013年 偕成社


ふしぎ駄菓子屋「銭天堂」は、幸運な人だけがたどりつける、お店です。そこにはたくさんの魅惑の駄菓子が並んでいます。 女主人がすすめる駄菓子は、どれもその人にぴったりのもの。駄菓子を食べることで起こる奇妙な出来事や願いが叶う瞬間がワクワク感を生み出しますね。
同率第15位 『あんなにあんなに』
あんなにあんなに ヨシタケシンスケ 作 2021年 ポプラ社


子育ての日常にあふれる「あんなに~だったのに」という一瞬の連続を描いた作品です。
子どもが小さかった頃の「あんなに泣いたのに」「あんなに心配したのに」といった愛おしい記憶を振り返り、成長の軌跡と家族の温かい日々を追体験できます。
同率第18位 『ころべばいいのに』
ころべばいいのに ヨシタケシンスケ 作 2019年 ブロンズ新社


人間関係や日々のイライラ、もやもやした気持ちをユーモアでほぐしてくれる「こころの処方箋」のような絵本です。
嫌なことがあった時、「アイツなんかころべばいいのに!」と考える心の仕組みを客観的に見つめ直し、自分で自分の機嫌を直すための様々なヒントが描かれています
同率第18位 『食糧危機のサバイバル』
食糧危機のサバイバル ゴムドリco. 作 2022年 朝日新聞出版


食糧危機の背景にある複雑な問題とは? 気候変動との関係は? 私たちにできることは?
食料不足の世界を生き抜くサバイバルストーリー。ハラハラする展開が続きます。
このランキングを見て分かるのは、「勉強になる本」よりも、「面白いから何度も読みたくなる本」が多く選ばれていることです。
つまり、小学4年生の読書では、「まず楽しむこと」が何より大切だということが伝わってきます。
無理に名作から読ませようとするより、お子さん自身が「続きが読みたい!」と思える本を選ぶことが、読書好きへの一番の近道です。
読書が苦手な子へのおすすめ本
「うちの子はゲームばかりで本を読まない…」
「本を開いても、すぐに閉じてしまう…」
そんな悩みを持つ親御さんも多いのではないでしょうか。でも安心してください。
読書好きの子も、最初から長い物語を読んでいたわけではありません。大切なのは、お子さんが「読めた!」「面白かった!」という成功体験を積み重ねることです。
ここでは、読書が苦手な小学4年生でも楽しみやすい本をご紹介します。
図鑑
文章が苦手なお子さんには、まず図鑑がおすすめです。
『ざんねんないきもの事典』や『最強王図鑑』のように、一つのテーマが1~2ページで完結する本なら、好きなページから気軽に読めます。
「全部読まなきゃ」というプレッシャーがないため、読書へのハードルがぐっと下がります。
マンガ形式
マンガ形式の本は、「読書ではない」と思われがちですが、文章を読む力や語彙力を育てる立派な読書の入り口です。
特に『つかめ!理科ダマン』や『科学漫画サバイバル』シリーズは、笑いながら理科や科学の知識が身につくため、多くの子どもたちに支持されています。
「マンガだからダメ」と決めつけず、お子さんの興味を広げるきっかけとして取り入れてみましょう。
短編集
長い物語を読むのが苦手なお子さんには、一話完結型の短編集がおすすめです。
1話読み終えるごとに達成感が得られるため、「最後まで読めた!」という自信につながります。
少しずつ読む習慣がつけば、自然と長編作品にも挑戦できるようになります。
ユーモア作品
「笑える本」は、読書が苦手な子の強い味方です。
『パンどろぼう』『大ピンチずかん』『ヨシタケシンスケさんの作品』などは、「続きが気になる」「もう一回読みたい」と感じやすく、読書への苦手意識を和らげてくれます。
読書は勉強ではなく、楽しむものです。
まずは笑ったり驚いたりしながら本に親しむことが、読書好きへの第一歩になります。
「何を読ませるか」よりも、「また読みたい」と思える一冊に出会えること。
それが、小学4年生の本選びで何より大切なポイントです。
Q&A|小学4年生の本選びでよくある質問
ここでは、「小学4年生 本 おすすめ ランキング」と検索する親御さんからよく寄せられる質問にお答えします。
本選びに正解はありませんが、お子さんの興味や性格に合わせて選ぶことで、「本って面白い!」という気持ちを育てることができます。ぜひ参考にしてください。
Q. 漫画ばかり読んでいても大丈夫?
A. 大丈夫です。漫画は読書への入り口になる大切な存在です。
「うちの子は漫画しか読まないので心配です…」という声をよく耳にします。しかし、漫画を読むことは決して無駄ではありません。
漫画には、登場人物の会話や場面の流れを理解する力、ストーリーを読み取る力が必要です。そのため、自然と読解力や語彙力を育てることにつながります。
特に小学4年生は、「好き」という気持ちが読書習慣につながる時期です。
例えば、
- 『つかめ!理科ダマン』
- 『科学漫画サバイバル』シリーズ
- 『ドラえもん科学ワールド』シリーズ
などは、漫画を楽しみながら理科や社会、歴史などの知識も身につけられる人気シリーズです。
また、漫画から興味を持ち、そのテーマについて図鑑や物語を読むようになる子も少なくありません。
「漫画だからダメ」と考えるよりも、「読書の第一歩」として温かく見守ることが大切です。
「読むことは楽しい」という経験が、やがて物語や小説へと興味を広げるきっかけになります。
Q. 読書感想文に向く本は?
A. 「心が動く本」を選ぶことが、感想文を書きやすくするコツです。
読書感想文が苦手なお子さんの多くは、「何を書けばいいのか分からない」と感じています。
そのため、知識を覚えることが中心の本よりも、主人公の気持ちに共感できる物語がおすすめです。
特に次のような本は、読書感想文に向いています。
- 主人公が成長していく物語
- 友情や家族をテーマにした作品
- 「自分だったらどうする?」と考えられる作品
- 心が温かくなったり、驚いたりする場面が多い作品
例えば、
- 『四つ子ぐらし』
- 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
- 『ルドルフとイッパイアッテナ』
- 『モモ』
- 『ぼくらの七日間戦争』
- 『あんなにあんなに』
などは、登場人物の気持ちを想像しながら読めるため、自分の考えや感じたことを書きやすい作品です。
感想文を書くときは、「あらすじ」を長く書く必要はありません。
「どの場面が心に残ったか」「主人公の気持ちをどう感じたか」「自分ならどうするか」を素直な言葉で書くことで、その子らしい感想文になります。
本を選ぶときも、「感動した」「笑った」「びっくりした」と感じられる一冊を選ぶと、最後まで楽しく取り組めるでしょう。
Q. プレゼントなら何がおすすめ?
A. 「今人気がある本」と「お子さんの興味」を組み合わせて選ぶのがおすすめです。
誕生日やクリスマス、進級のお祝いなどで本をプレゼントしたいと考える方も多いでしょう。
せっかく贈るなら、「勉強になりそうだから」という理由だけではなく、「読んでみたい!」と思える本を選ぶことが大切です。
例えば、
想像することが好きなお子さんなら
- 『りんごかもしれない』
- 『あるかしら書店』
笑える本が好きなら
- 『大ピンチずかん』シリーズ
- 『パンどろぼう』
理科や生き物が好きなら
- 『つかめ!理科ダマン』
- 『ざんねんないきもの事典』
物語をじっくり楽しみたいなら
- 『四つ子ぐらし』
- 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
スポーツが好きなら
- 『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』
このように、お子さんの「好き」に合わせて選ぶと、プレゼントされた本が特別な一冊になります。
また、迷ったときはシリーズ作品の第1巻を選ぶのもおすすめです。気に入れば続きも読みたくなり、自分から図書館へ行ったり、本屋さんで探したりするきっかけになります。
本は、一度読んで終わりではありません。
何度も読み返したくなる本や、成長してから読むと新しい発見がある本は、お子さんにとって一生の宝物になることもあります。
「どんな本を贈るか」だけではなく、「この本を読んで笑ってくれたらうれしい」「夢中になってくれたらいいな」という気持ちも、一緒にプレゼントしてあげてください。
まとめ
小学4年生は、自分の好きなことや興味のある分野がはっきりしてきて、「本を読む楽しさ」を大きく広げられる時期、自分で本を選ぶ力が育ち始める大切な時期でもあります。お子さん自身が「読んでみたい」と思える本と出会うことが一番大切です。
本記事のポイント
- 小学4年生は興味のあるジャンルから本を選ぶと、読書が長続きしやすい
- 『四つ子ぐらし』や『銭天堂』などのシリーズ作品は、読書習慣を身につけるきっかけになる
- 少しだけ難しい本にも挑戦すると、語彙力や読解力が自然と身につく
- 読書感想文には、主人公の成長や友情・家族をテーマにした作品がおすすめ
- 第5回「小学生が選ぶ!子どもの本総選挙」の人気作品は、実際に子どもたちが「面白い」と感じた本ばかり
- 読書が苦手なお子さんには、図鑑やマンガ形式、ユーモアのある作品から始めるのがおすすめ
- プレゼントには、お子さんの「好き」に合った本やシリーズ第1巻を選ぶと喜ばれやすい
読書は、「読まなければならないもの」ではなく、「楽しいからまた読みたい」と思えることが何より大切です。
最初の一冊との出会いが、お子さんの読書習慣や学ぶ楽しさにつながることもあります。
ぜひ今回のランキングを参考に、お子さんが夢中になれるお気に入りの一冊を見つけてください。親子で本について話したり、一緒に感想を伝え合ったりする時間も、かけがえのない思い出になります。



















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