読書好きになる楽しい本10選(小学低学年向け)第3弾

子どもたちの周りには、Web環境により、多くのアニメや映画など 子供たちの目を強く引くような情報であふれています。

そんな中で、書物にはなかなか目がいきません。

検索すれば、おすすめの児童書も数多く出てはきますが、本当にいいお話や昔ばなしなどは 親や先生方が勧めなければ なかなか知る機会も多くはありません。

そこで、低学年の子におすすめの本を選んでみます。

 

おすすめの本を選んだ時のポイントとしては、

  1. 低学年の年齢に合った内容、動物や冒険など子供の興味を引きそうなテーマの本で、簡単な言葉遣いや短い文が使われているもの。
  2. 視覚的に物語を楽しめるように、挿絵・イラストが多いもの。
  3. ページ数が少なく読みやすい構成のもの。
  4. 魅力的なキャラクターが登場し、ユーモアや、ワクワクするような冒険の要素があるもの。
  5. 読者に考えさせる問いかけや、参加を促すような要素があるもの。
  6. 親子で楽しめる本。

 

以上の点を考慮しながら、低学年の子供たちを教えた時の経験から、 子供たちが楽しんで読んでいた本を紹介しようと思います。

 

 小学生のうちに読んでほしい本、物語 10選

小学校低学年(1、2年生)におすすめの楽しい本 10選 第3弾

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でっかいねずみとちっちゃなライオン

人間の世界を見たいと出かけたねずみとライオン、どちらも妖精に魔法をかけられて、でっかいねずみとちっちゃなライオンになってしまいます。魔法にかけられたことを知らない二匹のお話です。

ねずみとライオンに出会った人間たちは大騒ぎです。そんな2匹が町の博物館でばったり出会います。

一人読みができるようになった子にピッタリな おかしなお話です。

わたしのおかあさんは世界一びじん

広い小麦畑の中で眠り込んで迷子になってしまったワーリャが、お母さんを探すお話です。

『わたしのおかあさんは世界一美人』というものだから、その言葉をたよりに大人たちはワーリャのお母さんを探します。

世の中には、目でしか見ない人もいるし、心で見る人もいるんです。 

心があたたまるお話でお母さんとして嬉しくなりますね。 

どれみふぁけろけろ

泳ぎの苦手なたっくんがカエルの学校に紛れ込んでしまい、カエルたちに泳ぎの秘訣を教えてもらうお話です。

苦手を克服するためにカエルが応援してくれるところも楽しめます。

絵もとてもシンプルだけど、表情が豊かで素敵ですね。

ちびっこ大せんしゅ

ハロルドは、リトルリーグで一番小さな野球選手で、一生懸命練習してもうまくできないので、いつもベンチ組です。

シーズン最後の試合の最終回に、ハロルドが代打でバッターボックスに立つことになりす。うまくヒットが打てるでしょうか。 

コンプレックスに悩むお子さんにおすすめです。

野球に限らず何かにがんばってるお子さんに読んでもらいたい一冊ですね。

おばけのジョージーおてがら

恥ずかしがり屋の気のいいおばけのジョージーが、泥棒たいじをするおはなしです。

自分の力でできることに限界がある低学年でも、ジョージーたちの活躍を自分に重ねて楽しむことができるのではないでしょうか。

くろねこのロク 空をとぶ

6軒のおうちに可愛がられている都会の猫ロクが、夏休みに6軒の家族と一緒に田舎に旅行に行くお話です。

くろねこのクロが山ねこのスコットに出会って、冒険する姿などがとても生き生きと描かれていますね。

カラフルな挿絵で猫の表情がとっても豊かですね。

とても可愛らしくて、楽しい本です。低学年向けにピッタリだと思います。

ジェインのもうふ

ジェインは赤ちゃんの頃から、ピンクのもうふがお気に入りで、いつでもそれさえあればご機嫌で、安心できました。

とっても大切な宝物ですね。でもジェインが大きくなるにつけ、ピンクの毛布は、くたくたのボロボロ。

思い入れのある品物を手放すタイミングやきっかけをうまく表現していますね。

ジェインと同じような経験をした子が結構いるようで、自分と重ね合わせて読んだ子や、子育て中のお母さんたちが我が子を思い出しながら読んでいたようです。

ねずみとおうさま

6歳にして王さまとなった主人公のお話です。

初めて乳歯が抜けた晩、枕の下にその歯を入れて寝ると、ペレスねずみが金貨と取り替えてくれるのだとお母さまが教えてくれたので、その通りします。そして夢のような不思議な体験をします。

王さまとしての自覚が持てたのでしょうか。

どう生きるか、誰のために生きるか、人生においてとても大切なことに そっと気づかせてくれる本ですね。

こぎつねコンチ

こぎつねのコンチとおかあさんが季節の移り変わりの中で、生活感あふれるお話を1年通して、1か月ごと1話で構成された12の短編集です。

何気ない日常に中での親子の会話にも優しさが漂って、心が和みます。

挿絵がいっぱいで、塗り絵したくなってしまいます。

「いちご」「たなばた」「十五夜」「おしょうがつ」など季節感のあるお話は、小さい時からぜひ読んであげてほしいものです。

おはなしばんざい

イタチに捕まって、スープにされて食べられそうになったねずみが、知恵を絞って、逃げ出したお話です。

ねずみはどうやって逃げ出したのでしょうか。 

スープに入れたらおいしくなる4つのお話が面白いですね。

なんとも賢い、運のよいネズミのお話です。

低学年におすすめの読書好きになる楽しい本 まとめ

絵本からの移行期として、内容がシンプルでわかりやすい、楽しい本を紹介しました。

まだまだ読み聞かせも大事な時期です。

絵本を読むときのように、子供のとなりで いっしょに読んであげてもいいと思います。

大きな字やたくさんの挿絵があるような本、自分でも読んでみようと思えるような本を多く手渡したいですね。

楽しい本に出会い、ちょっとでも自分一人で読めるようになると、自信につながります。

 

 

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