玄関付近に植わっているマキの木が、元気がない。だんだん、葉が無くなって枯れてきているみたい。
キオビエダシャクの被害
どうしたんだろうと思っていたら、近所の人に『虫に葉っぱを食われてるんだよ。』『ガの幼虫らしいよ。』『異常発生しているみたいよ。』と言われ、庭のマキの木を調べてみたら、幼虫がいました。たくさんいました。
驚きです。すぐさま、マキの木にフマキラーをかけると、幼虫が糸で垂れ下がって何匹も何匹も出てきました。木を揺らし、出てきた幼虫を地面に落としました。
とにかく、今朝は幼虫の捕獲におわれました。敷地にある マキの木すべてに幼虫がいました。 がっかりしました。
数日前に、庭の草取りをしたときに、しゃくとり虫がいるねと思っていましたが、こいつが葉っぱを食べて木をからしていたのかと合点がいきました。
地面に落としておいたままでは、また木にはい上がるので、ていねいに枯れた葉やらと一緒に集めてゴミに出しました。
近くであまり見かけない変わったちょうちょがいたので、調べてみたら、これが幼虫の親、キオビエダシャクでした。なので、見つけたらこのちょうちょも捕獲することにしました。
マキの木を守るために駆除する薬を買ってこようと、キオビエダシャクのことをネットで調べてみました。
キオビエダシャクの駆除
キオビエダシャクの駆除方法
- 少数発生の場合は、木を揺すり,落下した幼虫を捕殺又は拾い集めて焼却。
- 大量発生の場合は、薬剤散布。
薬剤散布する場合の有効な薬剤
トレボン乳剤・・・4000倍に希釈して噴霧
ロックオン・・・1000倍に希釈して噴霧
アディオン乳剤・・・4000~8000倍に希釈して噴霧
どの薬剤も、幼虫に効果あり、成虫や卵には効き目がないので、幼虫のうちに上記の薬剤を噴霧して駆除。
薬剤の散布に当たっては,近隣に飛散しないよう風が強くない日に散布するなど薬剤の使用方法及び使用上の注意事項を遵守し,立地条件,気象条件を十分勘案の上,安全かつ適正に実施してください。
今後の対策として、庭のマキの木を毎朝観察して,幼虫を早期に見つけ、取り除こうと思います。
今朝、大騒動しましたが、きっと何日か後には、また幼虫が現れるんじゃないかと思います。早速、近くのホームセンターに行き、トレボン乳剤を購入してきました。噴霧する量にもよるのですが、4000倍に希釈なので、少量のトレボン乳剤を選びました。
ネットによると、鹿児島県や宮崎県でキオビエダシャクによる被害が出ているようです。みなさんもご自宅の庭木を定期的に観察し、被害にあわないようにお気を付けください。