外出先で、あるいは移動中、スマホの電源が切れてしまったということは、無いですか。
スマートフォン一台で、いろいろな機能をつかっているため、うっかり充電をしなかったばかりに、おサイフケータイの決済が使えなかったり、もちろん通話がきれたりと 外出先でもう大変です。
そんな時のために、モバイルバッテリーを持っていると役立ちます。
モバイルバッテリーもいろいろな種類があり、商品を提供しているメーカーも数多くあるため、どれを選んでいいのか困ってしまいます。
そこで、モバイルバッテリーの基本的な選び方より、おすすめのモバイルバッテリーを選んでみました。
モバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーの種類で選ぶ
本体サイズで選ぶ
大小いろいろあります。サイズで選ぶ場合、補助電源用に毎日持ち歩くのであれば、携帯性を考慮し、できるだけ小さいものを選ぶとよいと思います。
しかし、単純に小さいものを選ぶのではなく、自分のスマートフォンに必要な容量が充電できるもので、持ち歩きに不便のないサイズが良いでしょう。
特に持ち歩くのではない場合は、サイズの大小にはこだわらずに、容量の多いもの、急速充電できるタイプの物等を選びましょう。
蓄電容量で選ぶ
モバイルバッテリーの容量は、「mAh」ミリアンペアアワーという単位で表わします。
容量が大きいほど、スマートフォンの充電回数が増えますので、スマートフォンのバッテリー容量を調べたうえで、モバイルバッテリーの容量を選びましょう。
自分のスマートフォンのバッテリー容量は、設定画面の端末情報より確認できます。一般的には、3000mAh~3500mAhが主流のようです。
また、モバイルバッテリーの容量が例えば10000mAhと表示されていても、実際に充電できる容量は、約65%~70%ほどの6500mAh~7000mAhと言われていますので、その辺も計算に入れて選びたいものです。
1日に充電したい回数、または充電するかもしれない回数分の充電に対応しているモバイルバッテリーを選びましょう。
本体形状で選ぶ
モバイルバッテリーの本体は、薄型、小型、電源アダプター型などの形状があります。
持ち歩いたりする場合には、スペースが限られているので、薄型や小型のものを選ぶとよいでしょう。
普段の充電にも使いたい場合には、電源アダプター型のものを選ぶとよいでしょう。
充電速度で選ぶ
早く充電したい場合は、急速充電に対応している機種を選ぶとよいでしょう。ただし、自分のスマートフォンやそのほかアクサリーも急速充電に対応していることが前提です。モバイルバッテリーからの出力量は、「W ワット」で表記されています。W数が大きいほど早く充電できます。
※W=A*Vですので、出力がAアンペアで表記されている場合は、A数が大きいほど早いです。2A以上だと、比較的高性能です。
ポート数やコネクタの種類で選ぶ
スマートフォンやいろいろなアクセサリーに対応するコネクタの種類(USB-AとUSB-C)で選ぶとよいでしょう。
また、一度に2台充電したい時には、ポートが2つあるものをというように、必要に応じたポート数があるものも選びましょう。
安全機能、ブランドとレビューで選ぶ
デバイスやバッテリーの故障を防ぐためにも、過充電防止や短絡防止といった安全機能が充実しているものを選ぶことも必要です。
また、信頼できるブランドとして評判の良いブランドを選ぶと、品質やサポート面でも安心です。
モバイルバッテリーを機能で選ぶ
各自の目的を重視して、選ぶときには、機能で選びましょう。選ぶ際に重視したいポイントとしての機能は、
1.急速充電機能
PD(Power Delivery)対応であること。
高出力での急速充電が可能なバッテリーを選ぶことで、短時間で充電できます。
2.ワイヤレス充電
Qi対応であること。
最近では、スマートフォンがワイヤレスで充電できるものも出てきていますので、ワイヤレス充電が可能なモデルを選ぶと、ケーブル不要で便利です。
3.LEDインジケーター
残量表示があること。
バッテリーの残量を確認できるLEDインジケーターがあると、充電のタイミングを把握しやすいです。
4.パススルー充電
同時充電ができること。
モバイルバッテリーを充電しながらデバイスも充電できる機能があると、利便性も高まります。
5.多様なポート
USB-C、USB-A、Micro USBなど、複数の充電ポートがあると、様々なデバイスに対応できて便利です。
6.耐久性
防水、防塵機能。
アウトドアや旅行などで使用する場合、防水や防塵機能があると安心です。
7.温度管理機能
加熱防止のため、温度を管理する機能があると、安全性が向上します。
8.スマート充電機能
デバイスを認識する機能で、接続したデバイスに応じて最適な電流で充電する機能があると、効率的です。
上記8つの機能を考慮することで、より自分のライフスタイルに合ったモバイルバッテリーを選ぶことができます。
災害時等に備えたい場合には、
1.大容量
できるだけ大容量のバッテリーを選ぶことで、長期間の電源供給が可能です。特にスマートフォンや非常用ライトを充電するためには、10,000mAh以上を目安にするとよいでしょう。
2.耐久性、温度管理機能
アウトドアや非常時に使用するため、耐衝撃性や防水・防塵性能があるものがよりベストですね。また、安全性を確保するためにも加熱防止機能が備わっているものを選ぶと安心です。
3.長寿命
充放電サイクルが長寿命で、何度も充放電できるものを選ぶと、長期間の使用が可能になります。
4.非常用ライト機能、ソーラーパネル
夜間の非常時に役立つ内蔵LEDライトがあると便利です。また、ソーラーパネルで充電できるものもを選ぶと、停電時に役立つでしょう。
PSEマークの有無を確認
必要な機能、性能、サイズ等を検討して、最後に確認しておきたいことは、PSEマークがあるかどうかということです。
PSEマークは、日本の電気用品安全法に基づく安全基準を満たしていることを示すマークです。
時として、安いモバイルバッテリーは、爆発等の事故が報告されています。
2019年2月1日より日本国内においては、PSEマークの無いものは、販売できませんが、それ以前に流通していたものがないとは限りませんので、念のためマークを確認してください。
電気的な事故や火災のリスクが低減されま、安全性や品質が保証され、メーカーのサポートが受けやすく、万が一のトラブルの時も対応が期待できます。
おすすめモバイルバッテリー
移動中、外出先でいざという時に持っていると役立つモバイルバッテリー
薄型、小型、容量10000mAh おすすめ5選
持ち運びに便利で、2回ほど充電できる容量の物を選びました。
エレコム EC-C05WF
発火等が心配なので、信頼のメーカーを選びました。大容量で助かってます。とか、かわいい絵が描いてあってシンプルな色でいいです。とか、外出が多いので重宝しています。等のコメントがありました。
エレコム EC-C03BK
日本製で安心感はあるがちょっと重い。とか、つないだだけでは充電が始まらない(電源を押すと充電が始まる)のでびっくりしました。とのコメントがありました。やはり、日本のメーカーは安心感があるようです。
ANKER PowerCore Slim 10000
ipadなどタブレットの充電には不十分かもしれませんが、スマホ程度であれ全く問題ありません。とか、スリムなのがうれしいです。とのコメントがありました。
Anker PowerCore 10000 (10000mAh 大容量 モバイルバッテリー)
コンパクトで持ち運びも楽です。とか、バッテリーとUSBケーブルをつなぐ端子がUSB-Cではなかったため、兼用できないのがちょっとだけ面倒に思いました。とか、大きさも携帯よりも小さく、カバンが小さくても入るので、重宝しています。などのコメントがありました。
maxell MPC-CD10000BK [ブラック]
大きすぎず重すぎず気にならない感じで重宝しています。とか、それなりの重さはあるが薄型で違和感がなく、使い勝手がいい。とのコメントがありました。
安心の日本製と トップメーカーANKERの製品から 容量10000mAh おすすめの5選でした。
小型、薄型モバイルバッテリーの代表的なメーカーの紹介
Anker(アンカー)
中国のメーカーで、特徴としては、高品質で信頼性の高い製品を提供しており、急速充電機能を搭載したモデルが多いです。
RAVPower(ラブパワー)
中国のメーカーで、特徴としては、大容量かつコンパクトなデザインの製品が多く、急速充電にも対応しています。
Aukey(オーキー)
中国のメーカーで、特徴としては、スタイリッシュで薄型のデザインで、コストパフォーマンスもよく、信頼性も高いです。
Xiaomi(シャオミ)
中国のメーカーで、特徴として、手ごろな価格で高性能なモバイルバッテリーを提供していて、薄型モデルも多く展開しています。
Sony(ソニー)
言わずと知れた日本メーカーで、信頼性の高いブランドです。デザイン性と機能を兼ね備えた製品が多いです。
Belkin(ベルキン)
アメリカのメーカーで、特徴として、高品質なアクセサリーを提供するブランドで、薄型のモバイルバッテリーも展開しています。
Mophie(モフィ)
アメリカのメーカーで、apple製品との互換性が高いことで知られています。スマートフォン用アクセサリーに特化したブランドで、デザイン性が高く使いやすい製品が多いです。
今回は、参考までに、薄型、小型、容量10000mAhよりのおすすめを紹介しましたが、ご自分にあった機能や性能、容量、ブランド等お選びください。
※ 災害時に役立つモバイルバッテリーもご参照ください。