自宅で家族を介護しながら、仕事や家事もこなしている方へ。
毎日頑張っていると、
「仕事から帰って食事の準備をするだけで精一杯…」
「通院や見守りで自分の時間がない」
「介護サービスを使いたいけれど、何から始めればいいのか分からない」
そんな状態になっていませんか。
現在の介護現場は、介護士さんやケアマネージャーさんの人手不足もあり、支援する側も大変な状況が続いています。
一方で、自宅でご家族を介護されている方も少なくありません。
施設に入所するほどではないけれど、
- 足腰が弱ってきた
- 通院の付き添いが必要
- 食事の準備が難しくなった
- 一人での生活が心配
など、少しずつ支えが必要になってくるケースは多くあります。
特に仕事と介護を両立している方は、
介護+家事+仕事
を同時に抱えることになり、心も体も休まる時間が少なくなってしまいます。
介護は長期戦になることも多いため、「全部自分で頑張る」ではなく、「利用できるサービスを使う」という考え方も大切ではないかと思います。
私が介護で助けられた「地域包括支援センター」

私自身、以前義父を亡くした後、義母を約3年間介護していました。
義母はスポーツが好きで体も丈夫でしたが、年齢を重ねるにつれ、少しずつ今までできていたことが難しくなっていきました。
買い物や外出、通院など、一人でできていたことが徐々にできなくなり、病院へも手を引いて付き添うようになりました。
家には夫や子どももいましたが、頭の中は常に義母のことばかり。
「これからどうなるのだろう」
「どこまで家で介護できるのだろう」
そんな不安を抱えていたことを覚えています。
当時は、
- デイサービス
- ショートステイ
- 介護施設
- 訪問介護
という言葉は聞いたことがあっても、実際にはどう利用するのか分かりませんでした。
そんな時、近所で介護施設に勤めている方から教えていただいたのが地域包括支援センターでした。
相談すると、義母の状況を聞いてくださり、
✔ 利用できる制度
✔ 今後必要になる支援
✔ 利用可能な介護サービス
などを教えていただきました。
「一人で抱え込まなくてもいいんだ」
そう思えたことで、気持ちが少し軽くなったことを今でも覚えています。
現在、自宅で介護を頑張っている方にも、まずは地域包括支援センターへ相談することをおすすめしたいと思います。
自宅介護の負担軽減に利用したい介護サービス
介護は本人だけではなく、介護する家族の負担を減らすことも大切です。
ここでは、自宅介護を支えてくれる代表的なサービスを紹介します。
デイサービス(通所介護)
デイサービスは、日中施設へ通いながら介護支援を受けるサービスです。
主な内容として、
- 食事
- 入浴
- レクリエーション
- 機能訓練
- 見守り
などがあります。
利用者本人にとっては外出や人との交流の機会になりますし、家族にとっては介護から少し離れて休息を取る時間にもなります。
介護を続けるためには、「休む時間」を作ることもとても大切です。
ショートステイ
ショートステイは、数日間から短期間施設に宿泊できる介護サービスです。
例えば、
- 家族が体調を崩した時
- 仕事が忙しい時期
- 冠婚葬祭
- 介護疲れを感じた時
などにも利用できます。
介護をしていると、「自分が休む」という選択を後回しにしてしまいがちですが、介護者自身の健康も大切です。
無理を重ねる前に利用を検討してみるのも良いと思います。
訪問介護(ホームヘルパー)
訪問介護は、介護士さんが自宅を訪問して支援してくれるサービスです。
内容は、
- 食事介助
- 入浴介助
- 排せつ介助
- 掃除や洗濯
- 身体介護
など。
「全部自分がやらなければ」と思ってしまう方も多いですが、少し任せるだけでも気持ちに余裕が生まれることがあります。
意外と大きい「食事づくり」の負担
自宅介護で毎日続くものの一つが食事づくりです。
高齢になると、
- 噛む力が弱くなる
- 飲み込みづらくなる
- 食べられる物が限られる
ことも増えてきます。
そのため、
「柔らかく調理する」
「細かく刻む」
「栄養バランスを考える」
など、普通の食事以上に手間がかかる場合があります。
さらに介護する側は、
買い物 → 調理 → 配膳 → 後片付け
まで行う必要があり、毎日続くと大きな負担になります。
そんな時に助けになるのが介護食宅配サービスです。
介護食宅配を選ぶポイント【失敗しない選び方】
介護食宅配は種類が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いと思います。
実際には、介護される方の状態によって合う食事が変わるため、次のポイントを確認して選ぶのがおすすめです。
① 食べやすい柔らかさか確認する
高齢になると、噛む力や飲み込む力が弱くなることがあります。
そのため、
- 少し柔らかめでよい
- 歯ぐきでつぶせる程度
- 舌でつぶせる程度
- 嚥下食対応が必要
など、人によって必要な柔らかさは違います。
宅配サービスによっては柔らかさの段階が選べるものもあるため、現在の状態に合ったものを選ぶことが大切です。
無理に普通食を続けると、食事の負担や誤嚥のリスクにつながることもあるため注意したいところです。
② 栄養バランスを確認する
介護食は「柔らかければよい」というものではありません。
高齢になると食事量が減りやすく、
- たんぱく質不足
- 野菜不足
- エネルギー不足
になりやすいと言われています。
特に筋力維持のためにはたんぱく質も重要です。
管理栄養士監修のメニューなら、栄養面も考慮されているため安心して利用しやすくなります。
③ 冷凍保存できるか確認する
介護では予定通りに進まない日も多くあります。
通院、体調不良、急な予定変更などで、食事づくりが難しくなることもあります。
そのため、
冷凍保存できる宅配食
はとても便利です。
必要な時だけ温めればよいため、
買い物 → 調理 → 後片付け
の負担を減らせます。
「毎日利用」だけでなく、
忙しい日の予備食
として置いておく使い方もおすすめです。
④ 続けやすい料金か確認する
介護は長く続く場合もあります。
そのため、無理なく継続できる価格かどうかも大切です。
まずはお試しセットや少量注文から始めて、
「本人が食べられるか」
「家族の負担が減るか」
を確認すると失敗しにくくなります。
自宅介護を支える介護食宅配サービスおすすめ
① ウェルネスダイニング
やわらか食専門コースがあり、噛む力に合わせて選べるのが特徴です。
段階別に選択できるため、
「少し噛みにくくなった」
「かなり柔らかい食事が必要」
など状態に合わせやすくなっています。
また、管理栄養士監修なので栄養面が気になる方にも安心です。
② MFS健康うちごはん
健康状態に合わせた食事コースが充実しています。
塩分やカロリーに配慮した食事もあり、高齢者向けの食事管理をサポートしてくれます。
冷凍保存できるため、忙しい日用にストックしておくのも便利です。
③ ワタミの宅食ダイレクト
冷凍タイプで長期保存しやすく、必要な時だけ利用しやすいサービスです。
「今日は疲れて作れない」
そんな日にも温めるだけで食事が準備できます。
介護だけでなく、仕事や家事との両立にも役立ちます。
④ ニチレイフーズダイレクト
健康管理食が充実しており、高齢者向け食事にも対応しています。
冷凍庫に常備しておくことで、急な体調不良や忙しい時にも安心です。
毎日使わなくても、「もしもの備え」として持っておくのも良いかもしれません。
まとめ|介護は一人で抱え込まないことも大切
自宅介護では、
- 食事づくり
- 通院
- 見守り
- 家事
- 仕事との両立
など、介護する家族の負担も大きくなります。
そんな時は、
✔ 地域包括支援センターへ相談する
✔ デイサービスを利用する
✔ 訪問介護を活用する
✔ 介護食宅配を取り入れる
など、少しずつ負担を減らしていくことも大切です。
介護は長距離走とも言われます。
一人で抱え込まず、利用できるサービスを活用しながら、自分自身の時間も大切にしてほしいと思います。


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