ねえ、ちょっと聞いてください。
私、最近ようやく鏡を見るのが「まあ、悪くないかな」って思えるようになってきたんです。
ついこの間までは、本当に鏡を見るのが嫌で、洗顔のあとの数分間が苦痛で仕方ありませんでした。
蛍光灯の下でくっきりと浮き出る目尻や口元のシワ、それから頬に居座る濃いシミ。
それを見るたびに、自分の心までカサカサに乾いていくような気がして……。特に、遊びに来た孫が私の顔をじーっと覗き込んで
「おばあちゃん、お顔がシマシマだね!」
なんて無邪気に言ったときは、悪気がないのはわかっていても、心の奥がチクリと痛みました。
シミやシワがね! 諦めてました
「もういい歳だし、田舎暮らしで誰に見せるわけでもないんだから、今さら何を頑張っても手遅れよね」なんて、自分に言い訳をして諦めるのが、いつの間にか癖になっていたんです。
私の住んでいるところは、都会のようにキラキラした百貨店や最新の美容サロンがあるわけではありません。
日課といえば、近所の細道や、キラキラ光る川べりをのんびりと散歩することくらい。
そんな静かな生活の中で、ばっちりメイクをして歩くのもなんだか浮いてしまう気がして、いつも地味な格好で、地面ばかり見て歩いていました。
自分を大事にしよう!
でも、あるときふと思ったんです。
「誰かのために綺麗でいるんじゃなくて、私自身が心地よく笑えるために、もう少し自分を大事にしてもいいんじゃないかな」って。
そこで、人知れずこっそり始めたのが「耳回し」と「自分への声かけ」なんです。
これがね、やってみると意外と気持ちいいんですよ。
いつもの川べりを歩きながら、せせらぎの音や鳥の声を聞きつつ、耳の付け根を指でつまんで後ろにぐーっと回すんです。そのまま指の腹を使って、頭皮をグイッと上に持ち上げるようにマッサージ。
すると、不思議なことに顔全体がポカポカと温まってきて、どんより重たかった目元がパッと開くような感覚があるんです。
川を渡る風が頬に当たるとき、前よりも肌が敏感に「あ、気持ちいいな」って感じていることに気づいて、なんだか自分を取り戻したような、そんな嬉しい気持ちになりました。
しわの原因は、お肌の乾燥が一番悪いんだから常にクリームも塗って保湿も心掛けているんですけどね。
それから、一番の挑戦だったのが、鏡の中の自分にポジティブな声をかけること。
最初は「頑張ってるね、私」なんて言うのが恥ずかしくて、誰もいないのに顔が赤くなっちゃいました。
毎日欠かさず続けていると、不思議な変化が起きたんです。
あんなに嫌いだったシワが、今まで一生懸命に笑ったり泣いたりして歩んできた「人生の年輪」みたいに、少しずつ愛おしく思えてきたんですよね。
食べ物もシミやシワに効果があるのかな?
さらに最近は、朝の食卓も私の「美容時間」に変わりました。お友達の誰かが言ってたんですよね。エイジングにシナモンや蜂蜜がいいって!

お気に入りの食パンに、たっぷりの蜂蜜を塗って、その上からシナモンの粉を贅沢にパッパッと振る。それをトースターでこんがり焼くと、甘くてスパイシーな香りがキッチンいっぱいに広がって、それだけで最高の気分になれるんです。
実はこれ、美味しいだけじゃなくて、シナモンが毛細血管を元気にしてお肌の隅々まで栄養を届けてくれるし、蜂蜜は潤いを守ってくれるんですって。
まさに「食べる美容液」ですよね。 ⇒ セイロンシナモンパウダー
おやつには抗酸化作用があるというクコの実を少しつまんでみたり、お料理にトマトを意識して取り入れたり。
高価なサプリメントに頼るより、身近な食べ物で「自分の体にいいことしてるな」って実感できるのが、今の私にはとても合っているみたい。
もちろん、魔法みたいに一晩でシミやシワが消えるわけじゃありません。
でも、散歩の途中でご近所さんと立ち話するとき、前より自然に、思い切り笑えている自分に気づいたんです。
「あれ、なんだか今日、表情が明るいね? 何かいいことあった?」
なんて言われたときは、心の中で小さくガッツポーズしちゃいました。
「いいじゃない、この習慣」
まだまだ「劇的に若返った!」なんて言える段階じゃないけれど、少しずつ、少しずつ、肌も心も柔らかくなっているような、そんな確かな手応えを感じています。
完璧を目指さなくていい、今の自分をちょっとだけ可愛がって、慈しんであげる。そんな毎日の小さな積み重ねが、私の日常をふんわりと、そして明るく照らしてくれています。
「いいじゃない、この習慣」って、今の私は自信を持って言えるんです。

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